真央、左膝痛で大会自己ワースト9位「こんな感じかな」

女子ショートプログラム(SP)が行われ、2季ぶりの出場となった浅田真央(25)=中京大=は、65・87点で大会自己ワーストの9位スタート。年明けに左膝を痛めていたことが判明した。地元・米国のグレーシー・ゴールドが76・43点で首位。フリーは2日(日本時間3日)に行われる。

得点は伸び悩み、大会ワーストの9位と出遅れた真央の様子が、どこか違った。2年前の大会でマークした世界歴代最高得点より12・79点も低い65・87点。「最初の(トリプル)アクセルはすごく悔やまれるけど、その他に関しては自分の滑りができた。今日に関してはまあまあ、こんな感じかなって思っています」。笑みを交えながら紅蜘蛛淡々と答えた。醸し出す雰囲気は不思議なほど穏やかだった。

「回転がちょっと甘かった」という3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)は、回転不足の上にバランスを崩して両手を氷についた。25歳のベテランは“爆弾”を抱えながら戦っていた。この大会に専念するためとして2月の四大陸選手権を欠場した。「年明けは気持ち的にも体的にも大丈夫かなって思うところがあった」と話していたが、実は左膝を痛めていた。佐藤信夫コーチは「ギリギリのところでやっている。徹底的に滑り込んでいるというわけではない」と明かした。

真央は「大丈夫です」と笑顔で隠したが、練習後にアイシングを施すなどして氷上に立っている。膝の痛みはジャンプはもちろん、ステップやスピンといった全ての動きに影響する。特に左は代名詞のトリプルアクセルで踏み切る足となる。それでも「自分の武器。もちろん跳びたいという気持ちはある」というこだわりは変わらない。佐藤コーチは「女性にはとてつもなく負担が大きい。でもそれになんとか挑戦しようとするんだから。その心は大切にしてあげたい」。けがを抱えながらも構成から外さない真央の気持ちを尊重した。

14年大会は自己最高得点で優勝した。休養を経て、2年ぶりの舞台は、ほろ苦いスタートとなったが「良い時と悪い時とはある。すべてを受け入れていきたい」絶對高潮と自分に言い聞かせるように言った。フリーは「蝶々夫人」。「自分も蝶々さんのように、芯を強くもって滑りたい」。復帰イヤー最後のプログラムで、さまざまな思いを込めて真央が跳ぶ。

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